
「クロスメイクでカビは取れますか?」というご質問をいただくことがあります。
まず前提として、クロスメイクはカビ取り剤や洗剤、塩素系漂白剤ではありません。そのため、カビそのものを分解・除去する施工ではない点は、あらかじめご理解ください。
カビへの対応方法は、汚れの状態や広がり具合によって変わります。
例えば、施工前にカビ取り剤を使用して、ある程度シミを抜いてからクロスメイクを行う場合もあれば、漂白は行わず、重ね塗りによって仕上げるケースもあります。
クロスメイクの染色剤は、一般的なペンキとは異なり、非常に水分の多い成分です。
そのため、白系のクロスに黒く発生したカビの上から染色した場合、1回塗りでは完全に隠れないことがほとんどです。
カビの染みが強い場合には、重ね塗りが必要になるため、事前に漂白処理を行った方が効率的なケースもあります。
目安としては、
・カビが一部に限られている場合 → カビ取り剤で漂白してから施工
・カビが広範囲に広がっている場合 → 漂白は行わず、2~3回塗りを前提に施工
といった形で使い分けています。
なお、クロスメイクには防カビ効果もありますので、カビの上から染色する場合でも、適切な施工を行えば、見た目・仕上がりともに問題なくキレイに仕上げることが可能です。


