「合成洗剤」はアルミを溶かし樹脂を傷めます
エアコンクリーニングで一般的に使用されている洗浄剤の多くは、ブラシや高圧洗浄が届かない部分の汚れを薬剤の洗浄力に頼って落とす設計になっており、また作業時間の効率化を重視して「できるだけ短時間で洗浄できる」ように作られています。たとえメーカー指定の希釈率(原液に対して水で薄める割合)を守って使用したとしても、それらはあくまで「業務用の強力な洗剤」であることに変わりはありません。
私自身は特別に過敏な体質ではありませんが、それでも規定通りに希釈した洗浄剤を噴霧した際に、思わずむせてしまうことがあります。また、しっかりと真水で高圧洗浄で濯ぎを行ったにもかかわらず、熱交換器のアルミフィンがうっすら白く変色している(腐食の初期段階)ことがあったり、樹脂部分に液だれの跡が残り、プラスチックがアルカリ焼けを起こしたようなシミになってしまうケースも見受けられました。


ひどい場合には、熱交換器に穴が空き、エアコン本来の性能が著しく低下することもあると聞きます。また、使用する洗剤によっては有毒ガスが発生し、人体に悪影響を及ぼす危険性も十分に考えられます。
実際、エアコンクリーニングで出た排水を中和処理してから排水しなければならないほど、強力な洗剤を使用するケースもあるようです。
最近では、環境への配慮から「エコ洗剤」をうたう業者も増えてきていますが、その多くは界面活性剤などの石油系成分から作られた化学物質で構成されています。
現在主流となっているエコ洗剤の定義はあいまいで、「泡切れが良い」「洗浄力が弱め」といった特徴からエコとされているだけで、明確な基準やルールは存在しないのが実情です。
お子様やご家族の健康を守るために依頼されたエアコンクリーニングが、逆に健康を害してしまうことのないよう、使用する洗剤の成分や安全性にも十分配慮している、信頼できる業者を選ぶことを強くおすすめします。
お客様に本当に安心して頂けるエコ洗剤「珪酸(けいさん)ソーダ」
当店では、体にも環境にもやさしい「珪酸ソーダ(けいさんソーダ)」という特別な洗剤を使っています。
「水ガラス」とも呼ばれるこの洗剤は、自然の鉱物からつくられた成分で、強い汚れをしっかり落としながらも、エアコンやお部屋の空気を傷つけることがありません。
洗浄力は、よく知られている「重曹」の約50倍とも言われており、水に溶かして使うことでエアコンの細かい部分までピカピカにしてくれます。
アルミやプラスチックなどの部品にもやさしく、しっかり汚れを落としながら部品を傷めにくいのが特徴です。
しかも、作業中にニオイがキツくてむせるようなこともなく、手袋をせずに素手で使っても手荒れの心配がほとんどありません。実際、食器洗いの業務用洗剤としても使われているほど、安全で安心な洗剤です。
お子さんやペットがいるご家庭でも、安心してご依頼いただけます。
